「そろそろ、ひらがなの練習を始めた方がいいのかな?」
文字に興味を持ち始めると、ひらがなのなぞり書きや書き取りを思い浮かべる方も多いかもしれません。
でも、文字を書く前に楽しめる練習があります。
それが「運筆(うんぴつ)」です。
運筆ってなに?
運筆とは、鉛筆やクレヨンなどを使って、線を描いたり、なぞったりすることです。
たとえば、
・まっすぐな線を引く
・ぐるぐると丸を描く
・点と点をつなぐ
・道からはみ出さないように進む
・波線やジグザグ線をなぞる
こうした活動も運筆のひとつです。
「ただ線を描いているだけ」に見えるかもしれませんが、文字を書くときにつながる経験がたくさん含まれています。
ひらがなを書く前に、線を楽しんでみよう

ひらがなには、「まっすぐ」「曲がる」「止める」「方向を変える」など、いろいろな鉛筆の動きがあります。
いきなり「あ」や「ぬ」のような複雑な形を書くよりも、まずは簡単な線から始めると取り組みやすくなります。
大切なのは、きれいな線を書くことだけではありません。
「ここからここまで線を引けた!」
「曲がるところまで進めた!」
そんな経験を積み重ねながら、鉛筆やクレヨンを動かすことに慣れていきます。
はみ出しても大丈夫
運筆プリントをしていると、線からはみ出したり、途中で違う方向へ進んだりすることもあります。
でも、最初から見本通りにできなくても大丈夫。
まだ鉛筆を動かすことに慣れていない時期なら、まずは「描いてみる」ことそのものを楽しめれば十分です。
途中で飽きたら、全部終わらせなくてもOK。
好きな線だけなぞったり、クレヨンで描いたり、指で線をたどってみたり。
その子が取り組みやすい方法から始めてみてください。
身近なものも運筆になる

運筆というと、点線をなぞるプリントを想像しやすいですが、それだけではありません。
たとえば、
道路をたどって車をゴールまで進める。
煙突から出ている煙をぐるぐる描く。
雨を上から下へ描く。
食べ物とお皿を線でつなぐ。
迷路でゴールを目指す。
こんな遊びの中にも、自然と線を描く動きが入っています。
「線の練習をしよう!」ではなく、
「車をおうちまで連れていこう!」
「煙をいっぱい描いてみよう!」
そんなきっかけから始めてもいいと思います。
どんかめドリルでは
どんかめドリルでは、文字や数字をたくさん書くことだけを目的にせず、絵や身近なテーマをきっかけに「ちょっとやってみよう」と思えるプリントを作っています。
線をなぞる。
道をたどる。
絵を見ながら描いてみる。
そして、少しずつ文字にも触れてみる。
「まだひらがなを書くのは難しそう」というときも、まずは鉛筆やクレヨンを持って、いろいろな線を描くところから楽しんでみてくださいね🐢

